たとえば、こんなカウンセリングをしています。

「頑張っているのに成績がなかなか上がってこないのはどうして?」というご相談を受けたときは、下のようなことをお話ししたあと、お子様がどの時点にいるかを説明してゆきます。

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学力の川石理論と学習曲線
スマートフォンの方で上の図が見づらい場合は、PDFファイルをダウンロードしてご覧ください。よろしくお願いします。
川石理論.pdf
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ご相談にお越しくださったお母様方に「とても分かりやすい」とご好評をいただいているのが、この「川石理論」です。この理論通り努力をすれば必ず良い結果が出ます。でも、現実は、なかなか難しいのです。とういうのは次の理由があるからです。

 

勉強しなかった子がやっとしはじめたときの頭の中の状態が、川底に石を置き始めたときでこれが図の①にあたります。それを続けてゆくと②のように石が積み上げられてゆきます。

 

でもまだ水面には出てきていないので見えません。いわゆる、勉強を一生懸命しているのに思うような結果が出てこない時期です。

 

ここで大きなハードルがあるのです。あともう少しで結果が見えてくる③の段階に入る寸前で起きることが多いというパターンで、どの塾でも抱えていることです。そのハードルには2つのパターンがあります。

 

 

そのひとつ目が、あともう少しなのに子どもさん自身が耐えきれなくなり、あきらめる理由を探し出して親御様に訴えることです。

 

二つ目が、その訴えを聞いた親御様が慌てるか、同じようにしびれを切らせてお子様の訴え通りあきらめてしまわれることです。

 

塾開設以来28年間にわたり様々な親子を拝見してきましたが、子どもさんの学習への意識レベルは、そのまま親御様、特にお母様の意識レベルと同調していることが圧倒的に多いように思います。

 

どんなに優れた指導者がいる塾であろうと、お子様の成績が、まるでジェット機が離陸するように右肩上がりのベクトル(一直線)を描くことは、まずあり得ないことで、子どもさんが学習に対するある程度のレベルの要領を得るまでには、少なくとも半年以上の時間がかかるのです。

 

その期間は、例えば、英語に注力すれば数学が下がり、数学に注力すれば今度は英語が下がるというシーソーのような状態が続きます。

 

でも、今まで全く勉強して来なかった子であっても、ある日から勉強をしはじめ、そのまま続けている限り、水面下ではちゃんと川石が積み上げられているのです。ただ、まだまだ見えてこないだけ。

 

ここを乗り越えられるように指導するのが、平川塾の腕の見せ所です。

そして、それをご家庭で応援して下さるのが、お母様の腕の見せ所です。