迫力 ②

迫力 ①」からの続きです。

 

自宅から塾舎までの道のりを

まだはっきりと覚えてないことから、
1時間後にお母様がお迎えに来られることになっています。

 

「どうする?」と「念押し」を見せて尋ねると、一瞬迷ったものの、「する」。

 

もうかなり疲れているはずです。
なんたって小学2年生だもの。

 

それも2年生になって4か月ですから、
まだ1年生の面影も残っています。

 

 

ところが、この最後の「念押し」をしているときの彼ですが、
もの凄い迫力を出し始めたのです。

 

とはいうものの、さすがに残り10分では出来ません。
残り2枚のところでお母様が来られましたが・・・

 

私の方から塾舎をそっと出て、
「すみません。実は、あと2枚で終わるのですが、
 入り込んでいるので、最後までさせてあげたいのです」と

お伝えすると、

 

自転車の後部座席に座られている妹さんに

ちらっと目をやって、
「あ、じゃあ、近くの公園の木の下で涼んでいます」と
気を利かせてくださいました。

 

いくら木の下とはいえ、真夏の昼間です。
本来なら空調のきいた塾舎内でお待ちいただきたいのですが、
なにぶん塾舎が狭いので、

申し訳ない気持ちでいっぱいです。


それから5分後、
「終わった~!」。

 

と言うやいなや、先ほどの

みかん風味のキャンディーを口にしました。

 

そのときの満足感満載の表情は、

ちょっと「どや顔」が入っているものの、

なかなかの男前です!

 

前回にも感じたのですが、

彼にはポリシーがあるようです。


自分が決めた範囲を終えるまでは

気を抜かない。

 

もっとも、本人には自分のそのような行動に対して

ポリシーと言える語彙も感覚もまだないようですが、

しっかりとした魂を持っている子どもさんであることは

間違いないでしょう。

 

お母様にそのことお話しすると

① 自分が決めた範囲を終わるまで、
  親から「ちょっとは休憩したら」と勧めても
  まるで聞く耳を持たない。

 

② 買い与えた市販の問題集などは2,3日で全部してしまって、
  こちら(母親)に手が離せない用事があっても、
  こたえ合わせを最優先して欲しいとでも言うように、せがんでくる。

 

③ 勉強をしているときは、横にお菓子があっても、
   終えるまでは手をつけない。

 

④ 間違えたところは納得ゆくまで、何度でもやり直す。


彼はサッカー大好き少年。
1週間の4日間はサッカー教室に通っています。
なので、真っ黒に日焼けをしています。

 

この①~④の彼の特性を伺っていると、
アスリートの特性を持っているように思えます。

 

残念ながら

スポーツのことはほとんど分からない私なのですが、
ただ、自分もピアノ弾きで、
子どもの頃から、目に入った楽譜は、
その楽曲が難しいレベルのものであろうが、
納得するまで練習していましたし、
出来ないときは癇癪を起こして悔しがっていましたから、
感覚的には同じなんやろなと思っています。

 

ただ、こういうタイプの子どもさんは、
自分で自分を追い詰めてしまうところがあるので、
メンタルな部分のサポートが大切になってきます。

 

次回3回目(体験は3回まで可能です)。
どのような展開が待っているのか、楽しみです。

 

もしかしたら、スポーツ(サッカー)だけでなく、

勉強のアスリートになるかもしれません。

 

決して過度な期待はしません。

過度な期待は、

その人の心をむしばんでゆくだけですから・・・。

 

でも、楽しみです。

まだ体験中なので何とも言えませんが、

本格的に続けてくれることには、「大いに期待しています」。^^;

 

後日談ですが、3回目の体験終了後、入塾を決定してくださいました。